抱き枕の選び方について

楕円形・ロングタイプ、円筒形・円柱形タイプ、流線型・人型タイプ、三日月形・バナナ形タイプ、Ｌ字形・９字形タイプ、キャラクター形・動物形タイプなど、さまざまな形のある抱き枕ですが、選び方の基準があるんです。調べてみました。


抱き枕を選ぶ基準は、自分が普段どのような姿勢で寝ていることが多いか、どのような姿勢が落ち着くのかがポイントとなります。


まず、あお向け寝（上を向いて寝る）ことが多い人は、重要な役割を果たす枕は普通の頭の下に敷く枕で、抱き枕は補助的な役割になります。しかし、人間はずっと仰向けで寝ているのではなく、一晩のうちに２０～３０回ほど寝返りを打つそうで、そのときに横に手ごろな抱き枕があれば、無意識のうちに手や足を乗せたり抱きついたりして、安定した姿勢をとることができます。


そして、横向きに寝ることが多い人は、抱き枕は必需品といえるでしょう。抱き枕に腕や足を乗せて、挟み込むようにして寝ると、首・頚椎や肩、腰、腹部などへの負担が軽減されます。最近では、加えてマタニティの方へのシムスの体位サポートやいびき対策で横向き寝をサポートする寝具としても抱き枕は注目されています。


そして、うつ伏せ寝をする人は、抱き枕を上手に使えば楽な寝姿勢を作ることができます。普通の枕だけを使ってうつぶせ寝をすると、枕に顔が埋まってしまい、呼吸が苦しくなったり首を痛めてしまう可能性がありますが、抱き枕を使って、少し顔を横向きにするようにすると、呼吸が楽になって眠りやすくなります。


そして、胎児寝姿勢（横になって丸まって寝る）をする人は、かけ布団やタオルケットを丸めて抱きかかえたり、ぬいぐるみを抱きかかえて丸まることが多いそうです。こういった人は、比較的小さい抱き枕を使って、抱えて眠ると、安定して眠ることができるそうです。


自分の寝姿勢に合わせて抱き枕を選ぶと、さらに睡眠時間が充実したものになるそうです。

抱き枕選び方 Trackback() Comment(0)